Amy-sensei's blog: バイクで韮山反射炉 ※JLPT N1 level

約3ヶ月ぶりのプチバイクツーリングは、前々から行きたいと思っていた韮山反射炉。

去年、世界文化遺産にも登録されましたしね。

と言っても、実は小学校の時の社会科見学で一度来ている記憶があるのです。

構造についてのワークシートもやったようなやらなかったような。

でもその時は何だか高台にある印象を持ったんですが、今回改めて行ってみるととっても平らなところにありました。

ま、非常に緩やかな坂はありましたが。

駐車場も入るのが真っ平らで楽だし、親切にも無料でした。

駐車場からも反射炉のてっぺんが見えていますね。

この工事中の所がきれいになればもっと視界は良くなりそうです。

受付で1人300円払うともうそこが反射炉です。

元々は下田市に作り始めたけれど、ペリーが連れて来た水兵が敷地内に侵入するという事件が起こり、急遽韮山に作り替えたとのこと。

当時はこの壁が漆喰で塗り固められていて真っ白だったらしいですよ。

ちょっとだけ歴史の話をしますと、江川英龍という人が前々から幕府に海防政策を進言していたんですね。
でも幕府は取り合わなかった。
そこにかの有名なペリーが黒船で来航した。
ようやくその必要性を認識し、重い腰を上げた幕府が、
「じゃあ誰にそれをやってもらおうか…」
となった時に、
「ああ！江川がいるじゃないか」
と白羽の矢が江川英龍に立った。
そうして設計図を基に造ったのがこの反射炉だったわけ…だったそうです。
でもこの英龍さん。
完成を前に亡くなられちゃうんですね。
結局息子が事業を引き継いだようです。
ちょっとだけ切ないですね。

それで反射炉ではこれを造ってたんですね。