Friday 29 July 2016

麻呂君、生活が脅かされる ※JLPT N1 level

うちには2歳半になるブリティッシュショートヘアの男の子、麻呂君がいる。

悠々自適に暮らしていた麻呂君の生活を脅かす新入りが約1ヶ月前にやってきた。
4ヶ月のラグドールの女の子、凪さんだ。

ガールフレンドがいれば麻呂君の生活がより豊かになるんじゃないかと踏んだわけだけれど、麻呂君の性格を失念していた。
とにかくビビりで何事にも石橋を叩いて渡るタイプ。
食べ物、飲み物も納得しないと絶対口にしないし、マンションエントランスの呼び鈴が鳴っただけでタワーハウスに隠れてしまう。
運動神経もあまり良くなくてうちに来てからキッチンカウンターとかテレビの上に乗っかるのに相当時間がかかった。

だから猫タワーも登らなくて、登り方を教えてやっとハウスに入るようになったくらいだ。




そんなおっとり、のんびりな麻呂君の元へやってきた凪さんは、これはまた全く正反対な性格の持ち主の快活な超お転婆娘。
麻呂君が成し得るのに時間がかかった高所へ登るのを初見でやってのけたり、とにかく目測誤って激突しても、降りる時に顎から着地してもお構いなしにはしゃぎ回る。




先住猫と新入り猫を慣らすために新入り猫をしばらくサークルに入れておく方法が一般的に取られている。だからうちもそれに倣った。
凪さんを連れて帰って来た日、何か異変をを感じた麻呂君は一目散にタワーハウスへ避難。
それから凪さんはサークルに入っているにも関わらず、麻呂君は怖くて丸一日出て来られなかった。
飲まず食わずだったと思う。


凪さんと言えば外へ出て遊びたいだの、お腹空いただの、警戒する素振りなど全くなくニーニーニーニー大音量で鳴いて大主張。


麻呂君の方は2日目にようやくタワーハウスから下りてきて遠巻きに観察するように。

そして3日目にサークル周辺まで来られるように。

さらにサークルごしであればそれなりにコンタクトを取ろうとするように。


でも一度外へ凪さんが出てしまうと近づけない。
我が道を行く女王様の凪さんと言えば、観察されていることなど全く意に介せず、麻呂君が一年ほど大事に使っていたシャカシャカトンネルのボールを破壊するのに2回目で成功。
まあ、元々麻呂君はこのミニテニスボールには最初の頃しか興味示してなかったからいいけど。



ちなみにこれが麻呂君がうちにやってきた時。

この怖がりっぷり。
凪さんと大違い。
麻呂君はこのサークルから外に出られるようになってからも、サークルからソファまでしか動き回れない時期がしばらく続いた。
本当に性格が違い過ぎる!



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