ペリリュー島で歴史の勉強 ※JLPT N2 level

第二次世界大戦で激戦区だった所。
第二次世界大戦の終わりの方の話になってくると必ず登場するペリリュー島。
何冊かの本で読んでその惨状（さんじょう）を想像していたけれど、思っているほどその名残（なごり）はありませんでした。
観光地化しているサイパンのバンザイ岬（みさき）とつい比べてしまうんですが、所々にこのような戦車などが残っているくらいで、むしろ海の中の方が多いのかもしれません。

でもこのように杭（くい）の白く塗ってある部分の間は安全だけど、赤色より外側は地雷（じらい）があるかもしれないという立入禁止区域が島の至る所にあることを考えるとこちらの方がある意味当時のままだと言えそうですが。

ペリリュー島上陸許可証を購入した上でツアーに参加しました。
ボートでコロール島から90分弱です。
島が見えてきました。

隣にあるアンガウル島とを結んでいた橋です。

人工的に掘った穴が無数にあります。

中には上官の部屋もあるし、手術室もありました。
ここでゲリラ戦が繰り広げられたそうです。
ここは総司令部だったところです。

ラピュタに出て来そうでもあり、ゲームの世界っぽくもありました。
”Uncharted”にだったら出てきそう！？
日本人ならではの湯舟付き風呂もあり、便所も。

”ベンジョ”はパラオ語でトイレだとか？
ここは今は博物館になっていますが、元は倉庫だったと説明を受けた気がします。

ここが日本軍が死守（ししゅ）したかった滑走路（かっそうろ）です。

他にはメモリアルモニュメントが多数ありました。

もう二度と行くことはないと思うけれど、歴史を知る為に一度は訪れた方がいい場所であることは確かでした。


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